36Q10第36回 社会福祉士国家試験 過去問

旧カリキュラム(第36回)共通科目心理学理論と心理的支援

記憶に関する次の記述のうち、ワーキングメモリー(作動記憶)について、最も適切なものを1つ選びなさい。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

ワーキングメモリーは、情報を短時間保ちながら同時に操作・処理する仕組みです。暗算で数字を覚えつつ計算する場面が典型です。

解説

暗算では、聞いた数値や途中結果を一時的に保持しながら、加算・減算などの処理を進めます。この保持と処理を同時に担うのがワーキングメモリーです。自転車運転は技能に関する手続き記憶、休日の外出は個人的出来事のエピソード記憶、「カラスは鳥」は一般知識の意味記憶です。感覚記憶は感覚入力を極めて短時間保持し、長期間そのまま保つものではありません。ワーキングメモリーには容量の限界があるため、支援では情報を短く区切り、視覚化やメモを使います。

選択肢の確認

1.自転車の運転など、一連の動作に関する記憶である。
誤り。意識せず実行できる技能や習慣を保持する手続き記憶です。

2.休みの日に外出したなど、個人の経験に関する記憶である。
誤り。時間・場所を伴う個人的出来事のエピソード記憶です。

3.カラスは鳥であるなど、一般的な知識に関する記憶である。
誤り。言葉や概念、事実に関する意味記憶です。

4.感覚器が受け取った情報を、長期間そのまま保持する記憶である。
誤り。感覚記憶は入力を非常に短時間保持し、長期間そのままではありません。

5.暗算をするときなど、入力された情報とその処理に関する一時的な記憶である。
正答。最も適切です。一時保持と操作を同時に行うワーキングメモリーです。

覚えるポイント

ワーキングメモリー=「覚えておきながら処理する」。暗算、会話理解、手順実行で使い、負荷は情報分割やメモで軽減できます。

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