37Q13|第37回 社会福祉士国家試験 過去問
社会集団などに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
集団の概念を、所属、心理的な帰属、目的、結び付き方、判断の基準という観点で区別します。アソシエーションは、特定の目的を達成するために意図的・組織的につくられる集団です。
解説
アソシエーションは、会社、政党、学校、各種団体のように、一定の目的を達成するために組織された集団を指すため、3が正答です。これに対し、大衆は多数で匿名性が高く、組織化されていない人々を表します。内集団と外集団は、自分が「われわれ」と感じる側か「彼ら」と捉える側かによる区別です。ゲマインシャフトは血縁・地縁など自然で親密な結合、ゲゼルシャフトは目的や契約を基礎とした結合です。準拠集団は価値判断や行動の基準となる集団です。
選択肢の確認
1.大衆とは、利害関心に基づき意図的に選択された集団のことである。
誤り。大衆は一般に、多数で匿名性が高く、相互の結び付きが弱い非組織的な人々を指します。
2.外集団とは、そこに属していながら、帰属感や愛着心をもてない集団のことである。
誤り。外集団は自分が所属していない、又は「彼ら」と認識する集団で、所属していることを前提にしません。
3.アソシエーションとは、特定の目的を達成するための集団のことである。
正答。共通目的の達成に向け、意図的に組織された集団を意味します。
4.ゲゼルシャフトとは、伝統的な地縁、血縁、友愛などによって形成された集団のことである。
誤り。地縁・血縁・友愛による共同体はゲマインシャフトで、ゲゼルシャフトは目的的・契約的な結合です。
5.準拠集団とは、敵意を持ち嫌悪や軽蔑の対象となる集団のことである。
誤り。準拠集団は、本人が態度、価値、行動を評価するときの基準や比較対象とする集団です。
覚えるポイント
「目的をもって組織=アソシエーション」「われわれ=内集団」「彼ら=外集団」「判断の物差し=準拠集団」と整理します。ゲマインシャフトは共同体的、ゲゼルシャフトは目的・契約的な結合です。