37AM53|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
光源としてバックライトを有するのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、各種ディスプレイの発光方式が問われています。
液晶ディスプレイは、液晶そのものが発光するのではありません。液晶は光の通過を制御する素子であり、表示にはバックライトが必要です。
解説
液晶ディスプレイ、LCDは、バックライトから出た光を液晶層で制御し、偏光板やカラーフィルタを通して画像を表示します。液晶は光を出す部品ではなく、光の透過量や向きを制御する役割をもちます。
これに対して、有機ELディスプレイは有機材料自体が発光する自発光型です。プラズマディスプレイも放電による発光を利用します。CRTは電子ビームを蛍光面に当てて発光させる方式です。
LEDディスプレイという表現は、LED素子自体を発光素子として用いる表示装置を指すため、バックライトを必要とする液晶ディスプレイとは区別します。ただし、一般的な液晶テレビで「LED」と呼ぶ場合は、バックライトにLEDを使った液晶ディスプレイを指すことがあるため、用語の文脈に注意します。
ひっかけポイント
「LED液晶」は、液晶ディスプレイのバックライトにLEDを使っているという意味で使われることがあります。国家試験では、液晶は非自発光、バックライトが必要と整理します。
選択肢の確認
1.正しい。
液晶ディスプレイは、液晶が自ら発光しないため、光源としてバックライトを必要とします。
2.誤り。
有機ELディスプレイは自発光型です。有機EL素子そのものが発光するため、基本的にバックライトを必要としません。
3.誤り。
LEDディスプレイはLED素子を発光源として用いる表示装置です。光源として別のバックライトをもつ方式としては扱いません。
4.誤り。
プラズマディスプレイは、放電によって発生した紫外線で蛍光体を発光させる方式です。液晶のようなバックライトは必要ありません。
5.誤り。
CRTディスプレイは、電子ビームを蛍光面に当てて発光させる方式です。バックライトを用いる方式ではありません。
覚えるポイント
- 液晶ディスプレイは非自発光型です。
- 液晶ディスプレイにはバックライトが必要です。
- 有機ELは自発光型です。
- CRTは電子ビーム、プラズマは放電を利用します。
- 表示装置では、発光する素子なのか、光を制御する素子なのかを分けて考えます。