Y2022M04E1Q42|第2022年4月公表(第一種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問
ヒトのホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。 ホルモン 内分泌器官 はたらき
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
ホルモンについて、分泌する内分泌器官と主な働きを三つセットで確認する問題です。メラトニンと副甲状腺ホルモンを区別します。
解説
メラトニンは主に松果体から分泌され、睡眠・覚醒を含む概日リズムの調節に関係します。
副甲状腺から分泌され、血液中のカルシウム濃度の調節に関係するのは**副甲状腺ホルモン(パラソルモン)**です。したがって、選択肢3はホルモン、内分泌器官、働きのすべての対応が一致していません。
副腎は、外側の副腎皮質と内側の副腎髄質で分泌するホルモンが異なります。コルチゾールとアルドステロンは副腎皮質、アドレナリンは副腎髄質から分泌されます。
ひっかけポイント
松果体はメラトニン、副甲状腺は副甲状腺ホルモンです。器官名が似ていなくても、働きまで一組で覚えます。
選択肢の確認
1.コルチゾール 副腎皮質 血糖量の増加
記述としては正しい組合せです。
コルチゾールは副腎皮質から分泌され、糖新生の促進などを通じて血糖量を増加させます。
2.アルドステロン 副腎皮質 体液中の塩類バランスの調節
記述としては正しい組合せです。
アルドステロンは副腎皮質から分泌され、腎臓でのナトリウム再吸収などを通じて体液の塩類バランスを調節します。
3.メラトニン 副甲状腺 体液中のカルシウムバランスの調節
正答。誤っている組合せです。
メラトニンは主に松果体から分泌され、概日リズムに関係します。副甲状腺から分泌され、カルシウムバランスを調節するのは副甲状腺ホルモンです。
4.インスリン 膵臓 血糖量の減少
記述としては正しい組合せです。
インスリンは膵臓のランゲルハンス島β細胞から分泌され、細胞への糖の取り込みなどを促して血糖量を低下させます。
5.アドレナリン 副腎髄質 血糖量の増加
記述としては正しい組合せです。
アドレナリンは副腎髄質から分泌され、グリコーゲン分解の促進などにより血糖量を増加させます。
覚えるポイント
- メラトニンは松果体から分泌され、概日リズムに関係します。
- 副甲状腺ホルモンはカルシウム濃度の調節に関係します。
- コルチゾールとアルドステロンは副腎皮質から分泌されます。
- アドレナリンは副腎髄質、インスリンは膵臓から分泌されます。