Y2026M04E1Q44第2026年4月公表(第一種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問

第一種労働生理加齢による生理機能の変化

中高年齢者における加齢による生理機能などの変化に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 5

正答

5

この問題のポイント

この問題では、加齢による生理機能の変化が問われています。

老人性難聴では、一般に低い音域ではなく、高い音域から聞こえにくくなります。

解説

加齢により、視覚、聴覚、平衡感覚、筋力、骨密度、体温調節機能などは徐々に低下します。

動体視力が低下すると、動くものを見分ける力が弱くなり、交通災害や作業中の見落としにつながることがあります。

体温調節機能が低下すると、暑熱環境で熱中症を起こしやすくなります。骨密度の減少や筋力低下は、転倒時の骨折リスクを高めます。平衡感覚の低下も転倒しやすさにつながります。

老人性難聴では、一般に高い周波数の音から聞こえにくくなります。選択肢5のように、1000Hzより低い音域から聞こえにくくなるという説明は誤りです。

ひっかけポイント
老人性難聴は「高い音から聞こえにくい」と覚えます。騒音性難聴でも高音域の障害が重要ですが、問題ごとに原因を区別します。

衛生管理者としての実務ポイント
中高年齢労働者については、転倒防止、照明、暑熱対策、重量物作業の負担軽減、騒音対策、健康診断結果の事後措置を確認します。

選択肢の確認

1.加齢により、動体視力が衰える。
記述としては正しい。
加齢により、動く対象を見分ける動体視力は低下します。作業中の見落としや交通災害のリスクにも関係します。

2.加齢により、体温調節機能が低下して、熱中症が起こりやすくなる。
記述としては正しい。
加齢により発汗や血管反応などの体温調節機能が低下し、暑熱環境で熱中症を起こしやすくなります。

3.加齢により、骨密度が減少し、筋力が低下して、骨折しやすくなる。
記述としては正しい。
加齢により骨密度が低下し、筋力も低下します。転倒時に骨折しやすくなるため、転倒防止対策が重要です。

4.加齢により、平衡感覚が低下して、転びやすくなる。
記述としては正しい。
加齢により平衡感覚や筋力が低下すると、姿勢を保ちにくくなり、転倒しやすくなります。

5.老人性難聴では、1000Hzより低い音域の音から聞こえにくくなる。
正答。記述としては誤り。
老人性難聴では、一般に高い周波数の音から聞こえにくくなります。1000Hzより低い音域から聞こえにくくなるという説明は誤りです。

覚えるポイント

  • 加齢により、動体視力、平衡感覚、筋力、骨密度、体温調節機能は低下しやすい。
  • 体温調節機能の低下は、熱中症リスクにつながる。
  • 骨密度低下と筋力低下は、転倒・骨折リスクにつながる。
  • 老人性難聴は、一般に高い音域から聞こえにくくなる。
Y2026M04E1Q43Y2025M10E1Q1
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