33PM73第33回 柔道整復師国家試験 過去問

生理学・運動学リハビリテーション医学高齢者・ロコモ・サルコペニア

サルコペニアで正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1.速筋を鍛える筋力トレーニングが有効である。

この問題のポイント

サルコペニアとは、加齢などにより骨格筋量や筋力、身体機能が低下した状態です。

特に加齢では、瞬発的な力を出す速筋線維が萎縮しやすいため、筋力トレーニングが有効です。

解説

サルコペニアでは、筋量の減少、筋力低下、歩行速度低下、転倒リスク増加などが問題になります。

加齢に伴って筋断面積は減少し、筋線維数も減少します。

特に速筋線維は加齢の影響を受けやすく、立ち上がり、階段昇降、転倒回避などの能力低下に関係します。

そのため、サルコペニア予防・改善には、速筋を含む筋を刺激するレジスタンストレーニング、つまり筋力トレーニングが重要です。

散歩は全身持久力や活動量維持には有用ですが、十分な筋肥大を得るには負荷が不足することがあります。

したがって、正しいのは速筋を鍛える筋力トレーニングが有効であるです。

選択肢の確認

1.速筋を鍛える筋力トレーニングが有効である。
正しい。
サルコペニアでは速筋線維が萎縮しやすく、筋力トレーニングが有効です。

2.散歩で筋肥大が得られる。
誤り。
散歩は活動量維持には有用ですが、筋肥大を得るには負荷が不十分なことが多いです。

3.筋断面積は増加する。
誤り。
サルコペニアでは筋断面積は減少します。

4.筋線維数は増加する。
誤り。
サルコペニアでは筋線維数は減少します。

覚えるポイント

  • サルコペニアは筋量・筋力・身体機能の低下。
  • 加齢で速筋線維が萎縮しやすい。
  • 筋力トレーニングが有効。
  • 散歩だけでは筋肥大には不十分なことがある。
  • 筋断面積、筋線維数は減少する。

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