34AM53|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
解剖学・画像基礎細胞・組織・骨関節骨・関節の構造
骨で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、骨の基本構造を理解しているかが問われています。
骨質は、外側の硬い緻密質と、内部の網目状の海綿質からなります。
骨の成長、関節面、ハバース管・フォルクマン管の違いも整理しておきます。
解説
骨は、単なる硬い組織ではなく、成長、修復、造血、カルシウム貯蔵などに関係する生きた組織です。
骨質は、緻密質と海綿質で構成されます。
緻密質は骨の外層に多く、強度を保ちます。
海綿質は骨の内部に多く、骨梁が網目状に配列し、軽さと強度の両立に役立ちます。
関節面は滑膜ではなく、関節軟骨で覆われます。
長骨の長さの成長は、骨幹部ではなく骨端軟骨、つまり骨端線で行われます。
骨層板の中心を通るのはハバース管であり、フォルクマン管は横方向に走って血管を連絡します。
ひっかけポイント
ハバース管とフォルクマン管は混同しやすいです。ハバース管は骨の長軸方向、フォルクマン管は横方向の連絡として整理します。
選択肢の確認
1.関節面は滑膜で覆われている。
誤り。
関節面は滑膜ではなく、関節軟骨で覆われています。滑膜は関節包の内面を覆い、滑液の産生に関係します。
2.長さの成長は骨幹部で行われる。
誤り。
長骨の長さの成長は、骨幹部ではなく骨端軟骨、つまり骨端線で行われます。骨端線は小児骨折でも重要です。
3.骨質は緻密質と海綿質からなる。
正しい。
骨質は、硬く密な緻密質と、骨梁が網目状に配列する海綿質からなります。骨の基本構造として重要です。
4.フォルクマン管は骨層板の中心を通る。
誤り。
骨層板の中心を通るのはハバース管です。フォルクマン管はハバース管同士を連絡するように横方向に走ります。
覚えるポイント
- 骨質は、緻密質と海綿質からなります。
- 関節面は、滑膜ではなく関節軟骨で覆われます。
- 長骨の長さの成長は、骨端線で行われます。
- ハバース管は中心、フォルクマン管は横方向の連絡として覚えます。