34AM93|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学血液・免疫・循環生理血漿タンパク・凝固
血液凝固で外因系の起点となるのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、血液凝固の外因系の開始因子が問われています。
外因系は、組織損傷によって組織因子が血液中に出ることから始まります。
解説
血液凝固には、内因系と外因系があります。
外因系は、血管外の組織が損傷されたときに放出される組織トロンボプラスチンを起点として進みます。組織トロンボプラスチンは組織因子とも呼ばれ、凝固反応を開始する重要な因子です。
その後、凝固カスケードが進み、最終的にフィブリノゲンがフィブリンとなり、血液凝固が完成します。
ひっかけポイント
外因系は「外から組織因子」、内因系は「血液内の因子」と大きく整理すると選びやすくなります。
選択肢の確認
1.血小板
誤り。
血小板は止血に重要で、血小板血栓の形成や凝固反応の場の提供に関係します。しかし、外因系の起点そのものではありません。
2.トロンビン
誤り。
トロンビンは凝固反応の途中で作られ、フィブリノゲンをフィブリンに変える重要な酵素です。外因系の開始因子ではありません。
3.プラスミン
誤り。
プラスミンは線溶系に関係し、フィブリンを分解します。血液凝固を開始する因子ではなく、血栓を溶かす方向に働きます。
4.組織トロンボプラスチン
正しい。
組織トロンボプラスチンは外因系の起点となります。組織損傷により血液と接触し、凝固反応を進めます。
覚えるポイント
- 外因系の起点は組織トロンボプラスチン。
- トロンビンはフィブリノゲンをフィブリンに変える。
- プラスミンは線溶に関係し、フィブリンを分解する。