34PM61|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学代謝・内分泌・膠原病膠原病・骨代謝
くる病の症状はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、くる病でみられる骨変形が問われています。
くる病は、成長期の小児で骨の石灰化が不十分になる疾患です。下肢に荷重がかかるため、O脚変形が重要な症状になります。
解説
くる病は、主にビタミンD不足、カルシウム不足、リン代謝異常などによって、成長期の骨の石灰化が障害される疾患です。
小児では骨端線が残っており、骨が成長している途中です。この時期に石灰化が不十分になると、骨が柔らかくなり、体重負荷によって下肢が曲がりやすくなります。
そのため、くる病ではO脚変形、低身長、骨痛、肋骨念珠、頭蓋癆などがみられることがあります。
ひっかけポイント
くる病は小児の骨石灰化障害です。成人で同じような骨石灰化障害が起こる場合は骨軟化症として整理します。
選択肢の確認
1.青色強膜
誤り。
青色強膜は骨形成不全症でみられる代表的所見です。くる病の特徴的症状ではありません。
2.高身長
誤り。
くる病では骨の成長障害により、低身長や発育障害が問題になります。高身長はくる病の特徴として適切ではありません。
3.O脚変形
正しい。
くる病では骨の石灰化が不十分となり、下肢に荷重がかかることでO脚変形がみられます。小児の骨変形として重要です。
4.皮膚の色素斑
誤り。
皮膚の色素斑は、神経線維腫症や線維性骨異形成を伴う疾患などで問われることがあります。くる病の代表的症状ではありません。
覚えるポイント
- くる病は小児の骨石灰化障害。
- 原因としてビタミンD不足、カルシウム不足、リン代謝異常を考える。
- 代表症状はO脚変形、低身長、肋骨念珠。
- 青色強膜は骨形成不全症で重要。