26AM19第26回 精神保健福祉士国家試験 過去問

旧カリキュラム(第26回)共通科目社会理論と社会システム

次の記述のうち、ライフサイクルについての説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

解答・解説を見る

正解: 5

正答

5

この問題のポイント

ライフサイクルは、出生から死までの一生を、乳幼児期・学童期・青年期・成人期・老年期など標準的段階の連続として捉える概念です。

解説

ライフサイクルは生物の生活環の考えを人間の一生へ応用し、各段階に一定の規則性や移行があると捉えます。現実の人生は多様で、標準段階を唯一の正常な順序として押しつけません。1は発達の各段階を表すライフステージ、2は生活構造、3は出生コーホートや歴史的出来事を含むライフコース、4は一時点の生活様式・ライフスタイルに近い説明です。社会福祉では、個人の段階だけでなく、時代、制度、家族関係、予期しない転機を合わせて理解します。

選択肢の確認

1.個人の発達の諸段階であり、生物学的、心理学的、社会学的、経済学的な現象がそれに伴って起きることを示す概念である。
誤り。生物・心理・社会・経済面の現象を伴う個人の発達段階、すなわちライフステージの説明であり、ライフサイクルそのものの定義ではありません。

2.生活を構成する諸要素間の相対的に安定したパターンを指す概念である。
誤り。生活構造の説明で、出生から死までの段階的過程ではありません。

3.社会的存在としての人間の一生を、生まれた時代や様々な出来事に関連付けて捉える概念である。
誤り。歴史時間と出来事、経路を重視するライフコースの説明です。

4.個人の人生の横断面に見られる生活の様式や構造、価値観を捉えるための概念である。
誤り。ライフスタイルなど一時点の生活様式を捉える説明です。

5.人間の出生から死に至るプロセスに着目し、標準的な段階を設定して人間の一生の規則性を捉える概念である。
正答。最も適切です。人生を段階の循環・連続として捉えます。

覚えるポイント

ライフサイクル=標準段階、ライフコース=時代・出来事・経路、ライフスタイル=生活様式と区別します。

関連問題

26AM1826AM20
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)