61PM048|第61回 作業療法士国家試験 過去問
精神科デイケアで正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
精神科デイケアの運営基準において、施設規模が大きくなるほど診療計画の詳細性が求められる。特に大規模施設では、単なるサービス提供を超え、患者の疾患別ニーズに応じた計画的介入が必須となる。
解説
精神科デイケアは、精神疾患を持つ患者が日常生活を維持できるようにするための支援サービスである。その中で、大規模施設(定員70人以上)では、患者の疾患の性質や重症度に応じた「疾患別等診療計画」の作成が規定されている。これは、治療の効果を最大化し、安全で適切なケアを提供するための重要な基準である。
一方、他の選択肢は実際の規定と乖離している。実施時間は1日6時間(小規模・大規模とも)であり、8時間とは異なる。利用期間には上限が設けられておらず、1年以上の利用も可能。年齢制限も存在せず、18~65歳に限られるとは言えない。小規模施設(定員30人)でも専従者2名以上(作業療法士、看護師、精神保健福祉士など)が必須であるため、1名での実施は不可能。
この問題は、施設規模に応じた「計画の有無」という点で、臨床的・制度的な判断を問うものである。作業療法士が関わる中で、患者の多様な状態に対応するための計画的アプローチが求められる。
選択肢の確認
1.1 日8 時間を基準とする。:誤り。実施時間は1日6時間。
2.1 年以上の利用はできない。:誤り。利用期間の上限は存在しない。
3.利用年齢は18~65 歳である。:誤り。年齢制限は設けられていない。
4.小規模の場合は専従者1 名で実施できる。:誤り。専従者2名以上が必要。
5.大規模の場合は疾患別等診療計画の作成が必要である。:正しい。
覚えるポイント
公式正答は5。設問条件と各選択肢の違いを結び付けて覚える。