45AM038|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
涙嚢炎について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
涙嚢炎の病態と治療方針を問う問題です。
解説
涙嚢炎は鼻涙管閉塞に細菌感染が加わって生じます。急性期はまず抗菌薬の全身・局所投与で炎症を抑え、膿瘍があれば切開排膿します。涙嚢鼻腔吻合術(DCR)は炎症が鎮静した後に行う根治手術で、急性期には行いません。
閉塞は片眼性が多く、新生児では鼻涙管下端のHasner弁の開存遅延によって先天性鼻涙管閉塞・新生児涙嚢炎が起こります。膠原病との直接的な関連はありません。
選択肢の確認
1.両眼性が多い。
誤り。涙嚢炎は片眼性が多い。
2.抗菌薬を投与する。
正しい。急性涙嚢炎ではまず抗菌薬を投与する。
3.膠原病に合併しやすい。
誤り。膠原病に合併しやすいという関連はない。
4.新生児に生じることはない。
誤り。先天性鼻涙管閉塞に伴い新生児涙嚢炎は生じる。
5.急性期には涙嚢鼻腔吻合術を行う。
誤り。涙嚢鼻腔吻合術は炎症鎮静後に行う。
覚えるポイント
- 急性涙嚢炎=抗菌薬が先、根治手術は鎮静後。
- 新生児涙嚢炎はHasner弁の開存遅延が原因。涙嚢マッサージが基本。
- 慢性涙嚢炎は白内障手術前の感染源として重要。