51PM036|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
リスクマネージメントで誤っているのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
リスクマネージメントの基本を問う問題です。
解説
インシデントは事故に至らなかった事例だからこそ報告が必要です。実害が出る前の段階で仕組みの問題点を把握し、重大事故を未然に防ぐことがリスクマネージメントの本質だからです。したがって「報告は不要」は誤りです。
患者の安全が最優先であること、医療安全マニュアルを作成すること、医療者全員が責任を持つこと、関連部署への報告が重要であることは、いずれも正しい記述です。
選択肢の確認
1.患者の安全が最優先である。
誤り。患者の安全が最優先であるという記述は正しい。
2.医療安全マニュアルを作成する。
誤り。医療安全マニュアルを作成するという記述は正しい。
3.患者の安全に医療者全員が責任を持つ。
誤り。医療者全員が責任を持つという記述は正しい。
4.エラー報告から関連部署への報告が重要である。
誤り。関連部署への報告が重要であるという記述は正しい。
5.インシデントは事故が起きていないため報告は不要である。
正しい。インシデントこそ報告が必要であり、この記述は誤りである。
覚えるポイント
- Heinrichの法則=1件の重大事故の背後に29件の軽微な事故と300件のヒヤリ・ハット。
- インシデント報告は非懲罰性が原則。責任追及に使うと報告されなくなる。
- 報告→分析→対策→周知→評価のサイクルを回す。