111Q012第111回 薬剤師国家試験 過去問

ペントースリン酸回路の中で NADPH を生じる反応の基質はどれか。1つ選べ。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

ペントースリン酸回路の酸化的段階では、グルコース6-リン酸の酸化に伴ってNADP⁺が還元され、NADPHが生じます。

解説

回路の入口で、グルコース6-リン酸デヒドロゲナーゼがグルコース6-リン酸を6-ホスホグルコノ-δ-ラクトンへ酸化し、同時にNADP⁺からNADPHを生成します。続く6-ホスホグルコン酸の酸化的脱炭酸でもNADPHが生じますが、これは選択肢にありません。生成したNADPHは還元的生合成や、還元型グルタチオンを介する酸化ストレス防御に利用されます。

選択肢の確認

1.グルコース 1-リン酸:グリコーゲン代謝などの中間体で、まずグルコース6-リン酸へ変換されます。
2.グルコース 6-リン酸:正答。G6PD反応の基質となり、NADPH生成を伴います。
3.フルクトース 6-リン酸:解糖系や糖新生系の中間体で、酸化的段階の直接の基質ではありません。
4.グリセルアルデヒド 3-リン酸:解糖系の中間体で、この反応ではNADHが生成されます。
5.ホスホエノールピルビン酸:解糖系終盤の高エネルギーリン酸化合物で、NADPH生成反応の基質ではありません。

覚えるポイント

ペントースリン酸回路の入口はG6P、律速酵素はG6PD、還元力として生じるのはNADPHです。

111Q011111Q013
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