60PM063第60回 理学療法士国家試験 過去問

体温で正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

1.体内の熱は呼気から放散される。

この問題のポイント

体温調節において、熱の放散経路を正確に理解することが重要です。特に、日常的な生活や運動中においても、体が熱をどのように外に放出しているかを把握することで、体温の変化を適切に把握できます。

解説

体温は熱産生と熱放散のバランスで維持されます。熱放散の主な経路には、皮膚からの放射、対流、伝導、発汗、そして呼気による熱放出が含まれます。その中で、呼気は体内の熱を放散する重要な経路の一つです。呼気中の水蒸気が蒸発することで熱が放出され、特に安静時や軽い運動では、この経路が顕著に働き、体温の安定に貢献します。一方、皮膚は最も大きな熱放散面積を持ち、特に運動時や環境が高温な場合に重要です。しかし、呼気による熱放出は、多くの教科書や臨床現場で軽視されがちですが、正確な体温調節理解には不可欠です。

選択肢の確認

1.体内の熱は呼気から放散される。:正しい。呼気中の水蒸気の蒸発により熱が放出され、体温調節に寄与。
2.熱産生は骨格筋に次いで心臓が大きい。:錯誤。安静時では肝臓が最大(約27%)で、次に骨格筋(約20%)、心臓がそれより少ない。
3.激しい運動でも直腸温は40 ℃を超えない。:錯誤。激しい運動では代謝熱により直腸温が40℃を超えることがある。
4.腹腔には体温の変化を検出する受容器がない。:錯誤。腹腔には深部体温を感知する受容器が存在し、体温調節に寄与。
5.体温が1 ℃上昇すると基礎代謝は約1 % 増える。:錯誤。ファン・ト・ホッフの法則によれば、約13%増加する。

覚えるポイント

体温調節では「熱の放散経路」を覚えることが鍵です。呼気は「小さなこと」に見えますが、実際には熱の放出に重要な役割を果たします。特に、安静時や環境が変化した際の体温変動を理解するには、呼気の熱放出を意識することが必要です。

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