36AM34|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第36回午前・問17〜42
交感神経の興奮で起こる反応である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
交感神経が優位な「闘争・逃走」の状態で、各臓器がどのように反応するかを整理します。
解説
交感神経が興奮すると、身体は活動や緊急事態に備えます。瞳孔と気管支は広がり、肝臓ではグリコーゲン分解が促進されて血糖が上昇します。皮膚血管は一般に収縮し、皮膚への血流を減らします。
汗腺を支配する神経は交感神経ですが、交感神経節後線維の多くがノルアドレナリンを放出するのに対し、汗腺では主にアセチルコリンを放出する点が特徴です。
選択肢の確認
1.瞳孔は、縮小する。
誤り。交感神経の興奮では瞳孔散大筋が収縮し、瞳孔は散大します。縮瞳は副交感神経の作用です。
2.気管支は、収縮する。
誤り。交感神経の興奮では気管支平滑筋が弛緩し、気管支は拡張します。
3.肝臓のグリコーゲン分解は、抑制される。
誤り。肝臓のグリコーゲン分解は促進され、血中へグルコースが供給されます。
4.皮膚の血管は、拡張する。
誤り。交感神経の興奮では、皮膚血管は一般に収縮します。
5.発汗する。
正しい。汗腺は交感神経の支配を受け、交感神経の興奮によって発汗が促進されます。
覚えるポイント
- 交感神経は瞳孔散大、気管支拡張、発汗を起こします。
- 肝臓のグリコーゲン分解を促進し、活動に必要な血糖を確保します。
- 汗腺を支配する交感神経節後線維は、主にアセチルコリンを放出します。