37AM97|第37回 管理栄養士国家試験 過去問
応用栄養学第37回午前・問82〜97
特殊環境における生体反応に関する記述である。 最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
特殊環境(低温・高温・低圧・高圧・無重力)における生体反応を理解しているかが問われています。
解説
無重力環境では骨に荷重がかからず骨吸収が亢進し、骨からカルシウムが失われます。
低温では熱産生が亢進、高温ではアルドステロン分泌が増加してナトリウムを保持、低圧(高地)では食欲が低下し、高圧では肺胞の酸素分圧はむしろ上昇します。
選択肢の確認
1.低温環境では、熱産生が低下する。
誤り。低温では体温維持のため熱産生が亢進します。
2.高温環境では、アルドステロン分泌量が減少する。
誤り。発汗によるナトリウム喪失を補うためアルドステロン分泌は増加します。
3.低圧環境では、食欲が亢進する。
誤り。高地などの低圧環境では食欲は低下します。
4.高圧環境では、肺胞内の酸素分圧が低下する。
誤り。高圧環境では酸素分圧はむしろ上昇します。
5.無重力環境では、骨吸収が亢進する。
最も適当である。無重力では骨への機械的負荷が減るため、骨形成が低下する一方で骨吸収が亢進し、骨量が減少します。
覚えるポイント
- 無重力では骨吸収亢進(骨量減少)
- 低温は熱産生亢進、高温はアルドステロン分泌増加
- 低圧(高地)は食欲低下、高圧は酸素分圧上昇