38PM127|第38回 管理栄養士国家試験 過去問
臨床栄養学第38回午後・問111〜136
脳梗塞の入院患者。ワルファリンによる薬物治療が開始となり、併せて栄養食事指導を行うことになった。薬物との相互作用の観点から注意すべき食品として、最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
ワルファリン服用患者が薬物相互作用の観点から注意すべき食品を選ぶ問題です。
解説
ワルファリンはビタミンK依存性凝固因子の働きを抑える抗凝固薬です。ビタミンKを多量に摂取すると作用が弱くなるため、特に含有量が多く摂取量も変動しやすい青汁、納豆、クロレラなどに注意します。
野菜を一律に禁止するのではなく、自己判断で摂取量を急に増減させないことが大切です。食品の扱いは、処方医や薬剤師の指示と凝固能検査の結果に合わせます。
選択肢の確認
1.みかん
適当でない。みかんはビタミンKが多くなく、ワルファリンとの問題は大きくありません。
2.カリフラワー
適当でない。緑黄色野菜ほどビタミンKは多くなく、青汁ほど注意は要しません。
3.牛乳
適当でない。牛乳はビタミンKの含量が少なく、影響は小さいです。
4.コーヒー
適当でない。コーヒーはワルファリンの作用に直接影響するビタミンKを含みません。
5.青汁
最も適当。青汁は原料によってビタミンKを多く含み、ワルファリンの作用を弱めるおそれがあるため、服用中は特に注意します。
覚えるポイント
- ワルファリンはビタミンKで効果が弱まる。
- 青汁・納豆・クロレラはビタミンKが多く要注意。
- 野菜を全面禁止するのではなく、摂取量を急に変えず医療者の指示に従う。