38PM134|第38回 管理栄養士国家試験 過去問
臨床栄養学第38回午後・問111〜136
消化器の切除術と、術後の栄養管理において注意すべき合併症の組合せである。 最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
消化器の切除術と、術後に注意すべき合併症の組合せを問う問題です。
解説
幽門側胃切除術では胃の出口が変わり、消化・排出の障害から腹部膨満感やダンピング症候群が起こります。舌部分切除は嚥下・摂食の障害、食道全摘は逆流や縫合部の問題、膵頭十二指腸切除は消化酵素の障害による脂肪吸収不良、回盲部切除は水分・胆汁酸吸収障害による下痢が典型的です。
選択肢の確認
1.舌部分切除術 ── イレウス
適当でない。舌切除で問題になるのは摂食・嚥下障害で、イレウスではありません。
2.食道全摘術 ── 脂肪吸収障害
適当でない。食道全摘では逆流や縫合部狭窄が問題で、脂肪吸収障害は主ではありません。
3.幽門側胃切除術 ── 腹部膨満感
最も適当。胃の排出障害やダンピングにより腹部膨満感が起こります。
4.膵頭十二指腸切除術 ── 逆流性食道炎
適当でない。膵切除では消化酵素不足による脂肪吸収障害や耐糖能異常が問題です。
5.回盲部切除術 ── 嚥下障害
適当でない。回盲部切除では下痢や水分・胆汁酸吸収障害が起こります。
覚えるポイント
- 幽門側胃切除=腹部膨満・ダンピング。
- 膵頭十二指腸切除=脂肪吸収障害・耐糖能異常。
- 回盲部切除=下痢、食道全摘=逆流。