40PM150第40回 管理栄養士国家試験 過去問

公衆栄養学第40回午後・問137〜152

行政栄養士が行う発災前および発災後における栄養・食生活支援に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

災害時に備えた行政栄養士の発災前(平常時)・発災後の栄養・食生活支援のうち、誤っている記述を選ぶ問題です。備蓄量の目安が鍵になります。

解説

災害への備えとして、食料・飲料水の備蓄は「最低3日分、できれば1週間分程度」が推奨されています。発災直後は流通が止まり、支援物資が届くまでに時間がかかるためです。1日分では明らかに不足です。

行政栄養士は、平常時には家庭や給食施設への備蓄の推進・指導、関係機関とのネットワークづくり、マニュアル整備などを行います。発災後は、避難所の巡回栄養相談、要配慮者への対応、日本栄養士会災害支援チーム(JDA−DAT)等と連携した支援活動を行います。

ひっかけ注意:備蓄の目安は「最低3日分」。設問のように「最低1日分」とあれば誤りです。

選択肢の確認

1.管内の高齢者施設に対して、最低1日分の食料および飲料水の備蓄を指導する。
正答。記述としては誤り。備蓄は最低3日分(できれば1週間分程度)が目安であり、1日分では不十分です。

2.家庭における食料備蓄を推進する。
記述としては正しい。平常時の取組として、家庭での備蓄(ローリングストック等)の普及啓発は行政栄養士の重要な役割です。

3.避難所の巡回栄養相談等の専門的な活動を行う。
記述としては正しい。発災後、行政栄養士は避難所を巡回し、栄養相談や食事状況の把握など専門的な支援を行います。

4.日本栄養士会災害支援チーム(JDA─DAT)と連携して被災地での栄養・食生活支援を行う。
記述としては正しい。行政栄養士はJDA−DATなどの外部支援チームと連携して支援を行います。

5.平常時から関係機関とのネットワークを構築しておく。
記述としては正しい。発災時に迅速に対応できるよう、平常時からの連携体制づくりが重要です。

覚えるポイント

  • 災害に備えた食料・飲料水の備蓄は最低3日分、できれば1週間分程度。
  • 行政栄養士は平常時にネットワーク構築・備蓄推進、発災後に避難所巡回栄養相談等を行う。
  • JDA−DATは日本栄養士会の災害支援チームで、行政と連携して活動する。

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