45PM1|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
妊娠中の感染やワクチン接種に関して正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、妊娠中の母子感染とワクチン接種の基本が問われています。
妊婦の感染症では、母体だけでなく、胎児への影響も考える必要があります。第2種MEでは、感染症名と母子感染の有無、胎児への代表的な影響を整理しておくことが重要です。
解説
梅毒は、妊婦から胎児へ感染することがあります。胎盤を介して胎児に感染すると、流産、死産、早産、先天梅毒などの原因になります。
一方、HIVも母子感染のリスクがあります。風疹も妊娠初期に母体が感染すると、先天性風疹症候群のリスクが高くなります。
ワクチンについては、妊娠中に接種できるものと避けるものを区別します。一般に、生ワクチンは妊娠中には避けますが、不活化ワクチンやmRNAワクチンなどは状況に応じて接種が検討されます。
ひっかけポイント
妊娠中の感染症では、感染するかどうかだけでなく、胎盤を介した胎児感染や先天異常のリスクを確認します。
選択肢の確認
1.HIV は妊婦から胎児に感染しない。
誤り。
HIVは妊娠中、分娩時、授乳時に母子感染する可能性があります。適切な抗HIV療法や分娩管理により感染リスクを下げますが、感染しないとはいえません。
2.梅毒は妊婦から胎児に感染するリスクがある。
正しい。
梅毒は胎盤を介して胎児に感染することがあります。胎児に感染すると、先天梅毒、流産、死産などの原因になるため、妊婦健診での検査が重要です。
3.COVID-19 ワクチンは妊娠中には接種できない。
誤り。
COVID-19ワクチンは、妊娠中に一律に接種できないものではありません。妊婦では感染時の重症化や周産期への影響も考え、接種の可否を医学的に判断します。
4.インフルエンザウイルスは妊婦から胎児に感染しやすい。
誤り。
インフルエンザでは、母体の発熱や全身状態悪化が問題になりますが、胎盤を介して胎児へ感染しやすい代表的疾患としては扱いません。妊婦では重症化予防のため、インフルエンザワクチンが重要です。
5.母体が風疹に感染しても先天奇形の発生リスクは高くならない。
誤り。
妊娠初期に母体が風疹に感染すると、胎児に先天性風疹症候群が起こることがあります。難聴、白内障、先天性心疾患などが代表的です。
覚えるポイント
- 梅毒は胎盤を介して胎児に感染することがある。
- HIVも母子感染のリスクがある。
- 風疹は妊娠初期感染で先天性風疹症候群のリスクが高い。
- 妊娠中のワクチンは、生ワクチンと不活化ワクチンなどを区別して考える。