46PM22|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
放射線滅菌に用いられるコバルト60が放出するのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、放射線滅菌に用いられるコバルト60が放出する放射線の種類が問われています。
コバルト60は、医療材料や医療機器の滅菌に用いられる代表的な放射線源で、主にγ線を利用します。
解説
放射線滅菌は、放射線のエネルギーによって微生物のDNAなどに損傷を与え、増殖できないようにする滅菌法です。
コバルト60は放射性同位元素で、壊変に伴って透過力の強いγ線を放出します。このγ線を利用して、包装後の医療材料やディスポーザブル製品などを滅菌できます。
γ線は電磁波の一種で、物質を透過しやすい性質があります。そのため、包装された製品の内部まで作用しやすい点が放射線滅菌に適しています。
ひっかけポイント
X線とγ線はどちらも電磁波ですが、コバルト60のような放射性同位元素の壊変に伴って放出される代表はγ線です。X線は一般にX線管などで発生させます。
選択肢の確認
1.γ線
正しい。
コバルト60は放射線滅菌に用いられる代表的なγ線源です。γ線は透過力が高く、包装済みの医療材料の滅菌にも利用されます。
2.α線
誤り。
α線はヘリウム原子核からなる粒子線で、透過力は低いです。紙や皮膚表面で止まりやすく、包装物の内部まで滅菌する用途には適しません。コバルト60の放射線滅菌で利用する代表はγ線です。
3.X線
誤り。
X線も電磁波であり滅菌に利用される場合がありますが、コバルト60が放出するものとして問われた場合はγ線を選びます。X線は通常、X線管などで発生させます。
4.陽子線
誤り。
陽子線は陽子を加速して利用する粒子線です。がん治療などで使われますが、コバルト60が放出する放射線としては適切ではありません。
5.中性子線
誤り。
中性子線は中性子からなる放射線です。コバルト60による放射線滅菌で代表的に利用されるものではありません。
覚えるポイント
- コバルト60はγ線源として重要です。
- 放射線滅菌では、γ線により微生物のDNAなどに損傷を与えます。
- γ線は透過力が高く、包装済み製品の滅菌にも利用されます。
- X線とγ線はどちらも電磁波ですが、コバルト60で問われたらγ線を選びます。