Y2024M04Q12024年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

エックス線の管理に関する知識発生原理・エックス線管

エックス線に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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正解: 3

正答

(3)

この問題のポイント

特性X線の波長は元素固有の殻間エネルギー差で決まり、励起後に管電圧を上げても線の位置は変わりません。特性X線は原子核からではなく、内殻空孔を外側の軌道電子が埋める原子電子の準位遷移で発生します。

解説

X線光子は無電荷・静止質量0で、磁界で曲がらず、二次電子を介する間接電離放射線です。E=hν=hc/λより、エネルギーが高いほど波長は短くなります。

制動放射では電子が失うエネルギーが連続的に分布するため、制動X線は連続スペクトルを持ちます。

選択肢の確認

1.制動エックス線のエネルギー分布は、連続スペクトルを示す。
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 制動放射では電子が失うエネルギーが連続的に分布するため、制動X線は連続スペクトルを持ちます。

2.特性エックス線は、ターゲットの元素に特有な波長をもつ。
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 特性X線の波長は元素固有の殻間エネルギー差で決まり、励起後に管電圧を上げても線の位置は変わりません。

3.特性エックス線は、原子核のエネルギー準位の遷移に伴い、原子核から放出される。
判定:正答(誤っている記述・組合せ)。 特性X線は原子核からではなく、内殻空孔を外側の軌道電子が埋める原子電子の準位遷移で発生します。

4.エックス線は、間接電離放射線である。
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 X線は二次電子を介して物質を電離する間接電離放射線です。

5.エックス線の波長λ と振動数ν との間には、光の速度をc とすると、λν=cの関係が成立する。
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 波長λと振動数νはλν=c、光子エネルギーはE=hν=hc/λの関係です。

覚えるポイント

X線は二次電子を介して物質を電離する間接電離放射線です。波長λと振動数νはλν=c、光子エネルギーはE=hν=hc/λの関係です。

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