Y2025M10Q172025年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

関係法令作業主任者・事業者の義務

電離放射線健康診断(以下「健康診断」という。)の実施について、労働安全衛生関係法令に違反しているものは次のうちどれか。 ただし、労働者は緊急作業に従事しないものとする。

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正解: 3

正答

(3)

この問題のポイント

定期健康診断では医師が必要でないと認めるとき、白血球数・百分率等を省略できます。異常所見者について健康診断日から3か月以内に医師の意見を聴き、その内容を個人票へ記載する手順は法定どおりです。

解説

電離放射線障害防止規則第56条から第59条が根拠です。被ばく歴の有無と評価は省略できず、他の検査は法定条件と医師の判断により省略できます。個人票は原則30年間保存し、異常所見者については3か月以内に医師の意見を聴きます。

選択肢の確認

1.雇入れの際の健康診断において、使用する線源の種類等に応じて「白内障に関する眼の検査」を省略している。
判定:正答ではない(法令に違反していない措置)。 白内障に関する眼の検査は、使用線源の種類等に応じて省略できる法定項目です。

2.定期の健康診断において、医師が必要でないと認めた労働者に対し、「白血球数及び白血球百分率の検査」を省略している。
判定:正答ではない(法令に違反していない措置)。 定期健康診断では医師が必要でないと認めるとき、白血球数・百分率等を省略できます。被ばく歴の調査・評価は省略できません。

3.放射線業務に配置替えの際に行う健康診断において、被ばく歴のない労働者に対し、医師が必要と認めなかったので、「赤血球数の検査及び血色素量又はヘマトクリット値の検査」を省略している。
判定:正答(法令に違反している措置)。 配置替え時の赤血球数及び血色素量等の血液検査は、被ばく歴がないことと医師判断だけでは省略できません。この省略が違反です。

4.事業場において実施した健康診断の項目に異常の所見があると診断された労働者については、その結果に基づき、健康を保持するために必要な措置について、健康診断実施日から3 か月以内に、医師の意見を聴いている。
判定:正答ではない(法令に違反していない措置)。 異常所見者について健康診断日から3か月以内に医師の意見を聴き、その内容を個人票へ記載する手順は法定どおりです。

5.放射線業務従事者が離職する際に健康診断を実施していない。
判定:正答ではない(法令に違反していない措置)。 電離則は離職時健康診断を一律には義務付けておらず、雇入れ・配置替え時及び6か月以内ごとの定期実施を定めます。

覚えるポイント

白内障に関する眼の検査は、使用線源の種類等に応じて省略できる法定項目です。電離則は離職時健康診断を一律には義務付けておらず、雇入れ・配置替え時及び6か月以内ごとの定期実施を定めます。

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