10PM101|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
脾の病証として適切でないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
脾の運化作用が低下したときに現れる症状と、腎の機能低下で現れやすい症状を区別する問題です。
脾の病証では消化吸収低下、腹部膨満、倦怠感がみられますが、性欲減退は主に腎精・腎陽の不足と結びつきます。
解説
東洋医学で脾は運化を主り、飲食物を消化吸収して気血の材料を作り、清陽を上昇させます。脾気が虚すと、食欲不振、消化不良、食後の腹部膨満、軟便、四肢倦怠、顔色不良などが現れます。
性欲や生殖機能は、精を蔵して生殖を主る腎との関係が深く、性欲減退、腰膝酸軟、耳鳴り、冷えなどは腎虚、とくに腎精不足や腎陽虚で考えます。
選択肢の確認
- 1.全身倦怠感:適切です。脾気が不足して気血を十分に作れないと、全身倦怠感や四肢のだるさが現れます。
- 2.消化不良:適切です。運化作用が低下すると飲食物を十分に消化・吸収できず、食欲不振や消化不良を生じます。
- 3.性欲減退:適切ではありません。性欲減退は生殖を主る腎の病証、とくに腎精不足や腎陽虚との関連が深い症状です。
- 4.腹部膨満感:適切です。脾の運化低下により飲食物や水湿が停滞すると、食後の腹部膨満感が現れます。
覚えるポイント
- 脾は運化を主り、気血生化の源とされる。
- 脾虚は食欲不振、消化不良、腹部膨満、軟便、倦怠感。
- 性欲・生殖・加齢は腎精・腎陽と結びつける。