10PM124|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
取穴法で誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
関節を動かして現れる横紋や陥凹を利用する取穴法を問う問題です。
陰谷は膝窩横紋の外端ではなく内側にあり、半腱様筋腱と半膜様筋腱の間に取ります。
解説
陰谷は足の少陰腎経の合水穴で、膝を軽く屈曲したときの膝窩横紋上、内側の半腱様筋腱と半膜様筋腱の間に位置します。膝窩中央から外側には総腓骨神経、中央深部には膝窩動静脈や脛骨神経があるため、膝窩部の深刺には注意が必要です。
環跳、肩ぐう、尺沢はいずれも関節肢位を利用して陥凹や腱を確認する取穴法として正しく記載されています。
選択肢の確認
- 1.環跳は股関節を屈して、その横紋の外端に取る。:正しい。本問で採用される取穴法では、股関節を屈して殿部にできる横紋の外端付近を環跳の目安とします。現行の標準位置では大転子と仙骨裂孔を結ぶ線上で取ります。
- 2.陰谷は膝関節を屈して、その横紋の外端に取る。:誤り。陰谷は膝窩横紋の外端ではなく内側、半腱様筋腱と半膜様筋腱の間に取ります。
- 3.肩ぐうは肩関節を外方に挙げ、肩峰外端と上腕骨頭との間の前方陥凹部に取る。:正しい。肩ぐうは上肢を外転したとき、肩峰外端と上腕骨頭の間に現れる前方の陥凹部に取ります。
- 4.尺沢は肘関節を軽度に屈して、その横紋上で上腕二頭筋腱の外側に取る。:正しい。尺沢は肘窩横紋上で、上腕二頭筋腱の外側に取ります。
覚えるポイント
- 陰谷は膝窩横紋内側、半腱様筋腱と半膜様筋腱の間。
- 肩ぐうは肩外転で現れる前方陥凹部。
- 尺沢は上腕二頭筋腱外側。
- 膝窩部では神経・血管を避け、深刺しない。