11AM46|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午前(科目未分類)
脊髄における運動調節について誤っている記述はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
脊髄反射、腱紡錘、相反性抑制、誘発筋電図のH波とM波を問う問題です。
H波は反射弓を通るため、筋への直接刺激で生じるM波より遅いことを押さえます。
解説
伸張反射は筋が急に伸ばされたときに同じ筋が収縮する反射で、腱を叩いて誘発するため臨床的には腱反射とも呼ばれます。腱紡錘とも呼ばれるゴルジ腱器官は筋張力の増加に反応し、筋損傷を防ぐ調節に関与します。
拮抗抑制では、求心性線維が脊髄介在ニューロンを介して拮抗筋の運動ニューロンを抑制します。H波は感覚線維を上行し脊髄でシナプスを介して運動線維を下行するため、運動神経を直接刺激するM波より潜時が長くなります。
選択肢の確認
- 1.伸張反射は腱反射とも呼ばれる。:正しい。臨床の腱反射は、腱叩打で筋を伸張して起こす伸張反射である。
- 2.腱紡錘は腱の伸張により興奮する。:正しい。腱紡錘であるゴルジ腱器官は腱に加わる張力で興奮する。
- 3.拮抗抑制には介在ニューロンが関与する。:正しい。拮抗筋の抑制には抑制性介在ニューロンが関与する。
- 4.誘発筋電図でH波の潜時はM波の潜時より短い。:誤り。H波は脊髄反射弓を経由するため、M波より潜時が長い。
覚えるポイント
- H波はIa求心性線維と脊髄シナプスを経由する。
- M波は運動神経の直接刺激で生じる。
- H波の潜時はM波より長い。
- 相反性抑制には介在ニューロンが関与する。