11PM149|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
刺鍼局所の軸索反射が強く関与する治療的作用はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
刺鍼局所で起こる軸索反射と、鍼の治療的作用を結び付ける問題です。
軸索反射による局所血管拡張と血流増加は、血液を施術部へ導く誘導作用に関係します。
解説
侵害受容性の感覚神経終末が刺激されると、興奮の一部が同じ軸索の分枝を逆行し、サブスタンスPやCGRPなどが局所へ放出されます。これにより細動脈拡張、血流増加、血管透過性亢進などが起こります。これが軸索反射です。
刺鍼局所の血流を増やして血液を患部へ導く作用は、鍼の治療的作用の分類では誘導作用と結び付けられます。局所発赤は刺激量の指標になりますが、過度な炎症や出血を目的とはしません。
選択肢の確認
- 1.免疫作用:誤り。免疫作用は白血球・免疫系の反応などを指し、局所軸索反射の中心的分類ではない。
- 2.転調作用:誤り。転調作用は生体反応性や体質的な偏りを調整する作用として説明される。
- 3.誘導作用:正しい。軸索反射による局所血管拡張・血流増加は、血液を局所へ導く誘導作用に関係する。
- 4.止血作用:誤り。軸索反射は血管拡張を起こし、止血作用の説明にはならない。
覚えるポイント
- 軸索反射ではサブスタンスPやCGRPが放出される。
- 局所血管拡張と血流増加が起こる。
- この局所循環変化は誘導作用に結び付けられる。