12PM148|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
鍼刺激の局所に出現する現象で適切でないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
鍼刺激局所で起こる組織反応と神経ペプチドの変化を問う問題です。微細損傷から受容器興奮、発痛物質・血管作動物質の放出へつながる流れを整理します。
解説
鍼の刺入は局所に微細な組織損傷を生じ、ATP、プロスタグランジン、ブラジキニンなどの内因性物質が産生・放出され、ポリモーダル受容器などの侵害受容器を興奮させます。
CGRPは感覚神経終末から放出される神経ペプチドで、血管拡張や神経原性炎症に関与します。鍼刺激局所ではCGRP分泌が促進され得るため、「分泌抑制」という記述が不適切です。
選択肢の確認
- 1.微細な組織損傷:正しい。鍼刺入では皮膚・結合組織に微細な機械的損傷が生じます。
- 2.CGRPの分泌抑制:誤り(正答)。局所ではCGRPの放出が促され、血管拡張などに関与します。分泌抑制という記述は不適切です。
- 3.ポリモーダル受容器の興奮:正しい。機械刺激や化学物質によりポリモーダル受容器が興奮します。
- 4.内因性発痛物質の生成:正しい。組織刺激に伴い、プロスタグランジンやブラジキニンなどの内因性発痛物質が生成されます。
覚えるポイント
- 鍼刺激は局所に微細損傷を生じる。
- ポリモーダル受容器が興奮する。
- CGRPは血管拡張に関与し、局所で放出される。
- 内因性発痛物質が求心性入力を生む。