12PM155|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
膝蓋跳動がみられる変形性膝関節症に対する灸施術の目的はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
膝蓋跳動から関節水腫を読み取り、局所の血液・体液量を調整する鍼灸作用を選ぶ問題です。症候の意味と作用分類を結び付けます。
解説
膝蓋跳動は、膝関節腔内に関節液が貯留していることを示す所見です。変形性膝関節症で水腫や局所の循環停滞がある場合、灸刺激によって患部または健部への血流を誘導し、局所の血液量・循環を調整する目的は誘導作用に分類されます。
転調作用はアレルギーや体質の変調、防衛作用は生体防御力、興奮作用は低下した神経・組織機能を高める作用を指します。急な腫脹、発赤、熱感、強い疼痛がある場合は感染性関節炎なども除外すべきで、温熱刺激を一律に行いません。
選択肢の確認
- 1.転調作用:誤り。転調作用はアレルギー体質など、生体反応性を変化させる作用として整理されます。
- 2.誘導作用:正しい(正答)。関節水腫に対して局所または遠隔部の循環を調整する目的は誘導作用です。
- 3.防衛作用:誤り。防衛作用は白血球増加など、生体防御能を高める作用を指します。
- 4.興奮作用:誤り。興奮作用は機能低下した神経・筋などの働きを高める調整作用です。
覚えるポイント
- 膝蓋跳動は関節水腫。
- 血液量・循環を調整するのは誘導作用。
- 急性の発赤・熱感・強い腫脹では医療評価を優先する。