13AM41|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午前(科目未分類)
高温環境下で起こりにくいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
高温環境に対する体温調節と体液調節を問う問題です。発汗による水分喪失が、バゾプレッシンとアルドステロンにどのような方向の変化を起こすかを考えます。
解説
高温環境では、皮膚血管が拡張して体表からの熱放散が増え、発汗による気化熱で体温を下げます。発汗が続くと体液量が減少し、血漿浸透圧が上昇しやすいため、バゾプレッシン分泌は減少ではなく増加して腎集合管での水再吸収を促します。
循環血液量の低下はレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系を活性化し、アルドステロン分泌を増やしてナトリウム保持を促します。暑熱順化では汗腺でのナトリウム再吸収も高まり、塩分喪失を抑えます。
選択肢の確認
- 1.発汗:起こりやすい。発汗による気化熱は高温環境での主要な熱放散手段です。
- 2.バゾプレッシン分泌の減少:起こりにくいため正答。水分喪失と浸透圧上昇により、バゾプレッシン分泌はむしろ増加します。
- 3.皮膚血管の拡張:起こりやすい。皮膚血管拡張により皮膚血流が増え、熱放散が促進されます。
- 4.アルドステロン分泌の増加:起こりやすい。体液量低下でレニン・アンジオテンシン系が働き、アルドステロン分泌が増加します。
覚えるポイント
- 高温で皮膚血管拡張と発汗。
- 発汗による脱水でADHは増加。
- 循環血液量低下でアルドステロンも増加。
- 暑熱順化では汗中Na喪失が減る。