13AM42|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午前(科目未分類)
腎臓の酸・塩基平衡の保持作用で最も重要なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
腎臓が酸・塩基平衡を維持する仕組みを問う問題です。水素イオン排泄と重炭酸イオンの再吸収・新生を一体として理解します。
解説
腎臓は尿細管で水素イオンを分泌し、リン酸緩衝系やアンモニウムとして尿中へ排泄します。同時に、ろ過された重炭酸イオンを再吸収し、新たな重炭酸イオンを血液へ戻すことで体液のpHを調節します。選択肢では水素イオンの排泄が最も直接的で重要な作用です。
重炭酸イオンを過剰に排泄すると血液の緩衝能が低下し、アシドーシスを助長します。ナトリウムやカリウムの輸送は酸排泄と関連しますが、それ自体が本問の中心ではありません。
選択肢の確認
- 1.重炭酸イオンの排泄:誤り。通常は重炭酸イオンを再吸収・新生して血液へ戻すことが重要で、排泄の促進は酸保持側に働きます。
- 2.ナトリウムイオンの再吸収:誤り。ナトリウム再吸収は尿細管輸送の基盤ですが、酸・塩基平衡を最も直接に保つ作用ではありません。
- 3.水素イオンの排泄:正答。水素イオンを尿中へ排泄することで体内の酸負荷を除きます。
- 4.カリウムイオンの再吸収:誤り。カリウム代謝は酸・塩基平衡と相互に影響しますが、最も重要な直接作用は水素イオン排泄です。
覚えるポイント
- 腎はHイオンを尿中へ排泄する。
- 重炭酸を再吸収し、新生する。
- リン酸とアンモニウムが尿中の酸排泄を助ける。