13AM43|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午前(科目未分類)
健常成人で下垂体前葉のACTH分泌が亢進した際にみられないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
視床下部・下垂体・副腎皮質系の負のフィードバックを問う問題です。ACTHが増えた後、コルチゾールがCRHへどのように作用するかを追います。
解説
ACTHは副腎皮質、主に束状層と網状層を刺激し、糖質コルチコイドと副腎アンドロゲンの分泌を増やします。増加したコルチゾールは視床下部と下垂体前葉へ負のフィードバックをかけるため、視床下部のCRH分泌は増加せず抑制されます。
電解質コルチコイドであるアルドステロンは主にレニン・アンジオテンシン系と血清カリウムで調節されますが、ACTHにも短時間の刺激作用があります。本問では、ACTH亢進時に明確にみられない反応として、負のフィードバックに反するCRH増加を選びます。
選択肢の確認
- 1.副腎アンドロゲン分泌の増加:みられる。ACTHは副腎皮質網状層を刺激し、副腎アンドロゲン分泌を増やします。
- 2.視床下部ACTH放出ホルモン(CRH)分泌の増加:みられないため正答。コルチゾール増加による負のフィードバックでCRHは抑制されます。
- 3.電解質コルチコイド分泌の増加:正答ではない。アルドステロンの主調節はレニン・アンジオテンシン系ですが、ACTHにも一過性の刺激作用があります。
- 4.糖質コルチコイド分泌の増加:みられる。ACTHは副腎皮質束状層を刺激し、糖質コルチコイド分泌を増やします。
覚えるポイント
- CRHからACTH、ACTHからコルチゾール。
- コルチゾールはCRHとACTHを負のフィードバックで抑える。
- ACTHは副腎アンドロゲンも増やす。
- アルドステロンの主調節はRAA系と血清K。