13AM48|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午前(科目未分類)
損傷によって運動麻痺が起こらない部位はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
運動麻痺を生じる錐体路系の病変と、協調運動障害を生じる小脳病変を区別する問題です。筋力低下と運動失調を同一視しないことが重要です。
解説
小脳は運動の協調、平衡、筋緊張、運動学習を調節します。小脳が損傷すると、測定障害、運動分解、企図振戦、失調性歩行などが起こりますが、一次運動ニューロンが断たれるわけではないため、典型的な運動麻痺は起こりません。
前頭葉の中心前回、内包、脊髄側索の皮質脊髄路は随意運動の主要経路で、損傷すると対側または同側の運動麻痺を生じます。
選択肢の確認
- 1.前頭葉:麻痺を起こし得る。前頭葉中心前回の一次運動野損傷で対側の運動麻痺が生じます。
- 2.小脳:麻痺を起こさないため正答。小脳障害は運動失調や協調運動障害を生じます。
- 3.内包:麻痺を起こし得る。内包には皮質脊髄路が密集し、小病変でも強い対側麻痺を生じます。
- 4.脊髄側索:麻痺を起こし得る。脊髄側索の外側皮質脊髄路損傷で病変以下の同側麻痺が生じます。
覚えるポイント
- 小脳障害は失調であり、典型的な麻痺ではない。
- 中心前回・内包・皮質脊髄路は随意運動経路。
- 失調と筋力低下を区別する。