13PM123|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)
下腿内側面の知覚鈍麻に対する治療穴として、その取穴部位から最も適切な奇穴はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
下腿内側面の知覚領域と、腰部にある治療穴の高さを関連付ける問題です。末梢の知覚鈍麻では、皮神経だけでなく神経根・脊髄分節とのつながりも整理します。また、気海兪の分類は出題当時と現在で異なる点に注意します。
解説
下腿内側面の知覚は主として伏在神経が担います。伏在神経は大腿神経の枝で、神経根では主にL3〜L4、とくにL4領域との関係が重要です。
気海兪は第3腰椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方1寸5分に取ります。選択肢の中では、下腿内側面に関係する腰髄分節との位置関係から最も適切です。
出題当時の教材体系では気海兪を奇穴として扱っていましたが、現在の標準経穴では足の太陽膀胱経のBL24に分類されます。問題当時の分類と現在の分類を区別し、本問では2を正答として理解します。
実際の知覚鈍麻では、腰椎疾患、神経根障害、大腿神経障害、伏在神経障害などを鑑別する必要があります。ここでは国家試験の学習として「下腿内側=伏在神経、主にL4」を軸に整理します。
選択肢の確認
- 1.腰眼:正答ではない。腰眼は腰部外方に取る奇穴ですが、下腿内側面に関係する腰髄分節との高さの対応では気海兪より適切ではありません。
- 2.気海兪:正答。第3腰椎棘突起下縁の高さにあり、下腿内側面の知覚に関係する腰髄分節との位置関係から選ばれます。出題当時は奇穴として扱われ、現在は膀胱経のBL24です。
- 3.蘭尾:正答ではない。蘭尾は下腿に取る奇穴ですが、本問が問う腰髄分節との高さの対応には合いません。
- 4.痞根:正答ではない。痞根は第1腰椎棘突起下の高さから外方に取る奇穴で、気海兪より上位に位置します。
覚えるポイント
- 下腿内側面の知覚は伏在神経が中心。
- 伏在神経は大腿神経由来で、主にL3〜L4と関係する。
- 気海兪は第3腰椎棘突起下縁の高さ、後正中線の外方1寸5分。
- 気海兪は出題当時の分類では奇穴、現在は膀胱経BL24。