13PM125|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)
東洋医学的治療原則について誤っている記述はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
東洋医学の標本・緩急・季節に応じた治療原則を見分ける問題です。本治法と標治法の使い分け、季節と刺入深度の古典的関係を整理します。
解説
東洋医学では、患者の身体症状だけでなく心理状態や生活背景も含めて全体像を捉えます。標本の考え方では、先に生じた根本的な病態を「本」、後から現れた症状を「標」として扱うのが基本です。急性で苦痛や危険性の高い標症がある場合には、まず標治法を優先する「急なれば則ちその標を治す」という考え方があります。
季節と刺法については、古典的には陽気が体表に盛んな春・夏は比較的浅く、陽気が内に収まる秋・冬は比較的深く刺すと整理されます。したがって「秋・冬には浅刺する」は逆です。これは国家試験上の古典理論であり、実際の刺入深度は部位の解剖、安全性、体格、病態を優先して決めます。
選択肢の確認
- 1.心理状態を考慮する。:正答ではない。心身を一体として捉えるため、心理状態も治療方針の判断材料になります。
- 2.先病が本治法の対象となる。:正答ではない。先に生じた根本的病態は本に当たり、本治法の対象となります。
- 3.急性の症状では標治法を優先する。:正答ではない。急性で強い症状では、まず標を処理する標治法を優先することがあります。
- 4.秋・冬には浅刺する。:正答。古典的には秋・冬は春・夏より深く刺すとされるため、浅刺とする記述は誤りです。
覚えるポイント
- 本治法は根本病態を対象とする。
- 急なれば標を先に治す。
- 古典的整理では春・夏は浅く、秋・冬は深い。
- 実際の刺入深度は局所解剖と安全性を最優先する。