14PM91|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
長期臥床でみられやすい拘縮として誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
長期臥床で生じる関節拘縮の方向を、安静時の肢位と重力の影響から判断する問題です。
関節が長時間どの姿勢に置かれやすいかを具体的に思い浮かべます。
解説
長期臥床では、関節運動の減少と同一肢位の持続により、筋・腱・関節包などが短縮して拘縮を起こします。下肢では股関節・膝関節の屈曲拘縮、足関節の底屈拘縮が典型的です。
肩関節では、上肢を体側に置いたままにすると内転・内旋方向の拘縮が起こりやすく、肩関節屈曲拘縮が典型というわけではありません。予防には良肢位の保持、体位変換、関節可動域訓練が重要です。
選択肢の確認
- 1.肩関節屈曲:誤り。長期臥床で肩関節に起こりやすいのは内転・内旋などの拘縮であり、屈曲拘縮が典型ではありません。
- 2.股関節屈曲:正しい。股関節は仰臥位でも軽度屈曲位を取りやすく、腸腰筋などの短縮により屈曲拘縮を起こしやすくなります。
- 3.膝関節屈曲:正しい。膝関節は枕や寝具の影響も受けて屈曲位が持続しやすく、屈曲拘縮を生じやすい関節です。
- 4.足関節屈曲(底屈):正しい。足関節は下腿三頭筋の短縮や寝具による足部への圧で底屈位となりやすく、尖足拘縮を起こします。
覚えるポイント
- 長期臥床では股・膝の屈曲拘縮と足関節底屈拘縮が典型。
- 肩は内転・内旋拘縮に注意する。
- 拘縮予防は良肢位、体位変換、関節可動域訓練。
- 痛みや炎症が強い時期は無理な他動運動を避ける。