14PM94|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
腰痛患者のリハビリテーションで誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
腰痛患者への日常生活指導と運動療法の基本を問う問題です。
腰椎への負担を減らす動作と、負担を増やす前屈姿勢を見分けます。
解説
物を持ち上げる際は、腰だけを曲げた中腰姿勢を避け、物を身体に近づけて股関節と膝関節を曲げ、下肢の力を使って持ち上げます。中腰で腰椎を屈曲したまま荷重を受けると、椎間板や腰背部組織への負担が増えるため不適切です。
仰臥位では膝・股関節を軽く屈曲すると腰椎前弯や腰部筋緊張が軽減しやすくなります。腹筋群など体幹筋の機能改善や、股関節周囲の柔軟性確保も腰部への過剰な代償を減らす目的で行われます。
選択肢の確認
- 1.膝と股関節を軽く屈曲して寝るように指導する。:適切です。膝と股関節を軽く屈曲すると腰椎前弯が減り、腰部の筋緊張や負担を軽減しやすくなります。
- 2.物を持ち上げる際には中腰姿勢をとるように指導する。:不適切です。腰を曲げた中腰姿勢で持ち上げると腰椎への負荷が増えます。膝・股関節を曲げ、荷物を身体に近づけて持ち上げます。
- 3.腹筋の訓力増強訓練をする。:適切です。腹筋を含む体幹筋の機能改善は腰椎の安定化に役立ちます。ただし疼痛の程度や病態に合わせて負荷を調整します。
- 4.股関節のストレッチ体操を指導する。:適切です。股関節の可動性が低いと腰椎が代償しやすいため、適切なストレッチは腰部負担の軽減につながります。
覚えるポイント
- 物を持ち上げるときは腰だけで曲げず、膝と股関節を使う。
- 荷物は身体に近づける。
- 体幹筋強化と股関節柔軟性の確保が基本。
- 急性の強い痛み、神経脱落症状、膀胱直腸障害がある場合は評価を優先する。