15AM2第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)

我が国における脳死について正しい記述はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

脳死、深昏睡、法的脳死判定の違いを見分ける問題です。
我が国では臓器移植に関する法律と所定の判定基準に基づいて扱われる点が重要です。

解説

脳死とは、脳幹を含む全脳の機能が不可逆的に失われた状態です。心臓は自動能をもつため、人工呼吸などによって酸素供給が維持されている間は拍動し得ます。そのため、心臓移植に用いる心臓は、法的脳死判定を受けた臓器提供者から、循環が保たれている間に摘出されます。

我が国では臓器移植法に基づく法的脳死判定の要件と手順が定められており、医師が自由な裁量だけで判定するものではありません。深昏睡では脳機能が高度に障害されていても、脳幹機能が残存する可能性があり、脳死と同じではありません。

選択肢の確認

  • 1.脳死は法制化されていない。:誤り。我が国では臓器の移植に関する法律が制定され、臓器提供に関わる法的脳死判定の要件が定められています。
  • 2.心臓移植に用いる心臓は脳死した者から摘出される。:正しい。移植可能な心臓を得るには拍動と循環が保たれている必要があり、法的脳死判定を受けた提供者から摘出されます。
  • 3.脳死の判定は医師の裁量による。:誤り。法的脳死判定は、深昏睡、瞳孔固定、脳幹反射消失、平坦脳波、無呼吸など所定の基準と手順に従って行われ、単なる医師の裁量ではありません。
  • 4.深昏睡と同じである。:誤り。深昏睡は意識が高度に障害された状態ですが、脳幹機能が残ることがあります。全脳機能が不可逆的に失われた脳死とは区別されます。

覚えるポイント

  • 脳死は脳幹を含む全脳機能の不可逆的消失。
  • 法的脳死判定は法律と所定の判定基準に従う。
  • 深昏睡と脳死は同義ではない。
  • 心臓移植用の心臓は脳死下で循環が保たれている間に摘出される。
15AM115AM3
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