15AM1|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
パターナリズム(父権主義)について正しい記述はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
パターナリズムと、患者の自己決定を重視する医療との違いを見分ける問題です。
誰が治療方針を最終的に決めるのかに注目すると判断しやすくなります。
解説
パターナリズム(父権主義)とは、医療者が患者の利益になると考える方針を優先し、患者本人の意思よりも医療者の判断を強く反映させる考え方です。典型的には、治療方針を医療者側が決定します。
現代の医療では、患者に必要な情報を説明し、患者の価値観と意思を尊重して同意を得るインフォームド・コンセントや共同意思決定が重視されます。パターナリズムは小児医療に限った問題ではなく、意思決定能力が保たれた成人の診療でも医療者が一方的に決めれば生じ得ます。
選択肢の確認
- 1.小児医療に特有の問題である。:誤り。パターナリズムは小児医療に限られません。成人医療でも、患者の意思より医療者の判断を優先すれば問題となります。
- 2.治療方針は医療者が決める。:正しい。患者にとって最善であるとの医療者の判断を基に、医療者が治療方針を決めるのが典型的なパターナリズムです。
- 3.医師患者関係は契約関係である。:誤り。医師患者関係を契約関係として捉えることは、権利と義務を明確にする考え方であり、パターナリズムそのものを示す記述ではありません。
- 4.患者は医療内容について説明を受け同意する。:誤り。説明を受けた患者が同意するのはインフォームド・コンセントであり、患者の自己決定を重視する考え方です。
覚えるポイント
- パターナリズムでは医療者の判断が患者の自己決定より優先されやすい。
- インフォームド・コンセントは説明と患者の同意を重視する。
- パターナリズムは小児医療だけに限られない。