15AM36|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
健常成人のクリアランス値で最も小さいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
腎クリアランスを、糸球体濾過後の再吸収・分泌と結び付ける問題です。
完全に再吸収される物質のクリアランスはほぼゼロになります。
解説
クリアランスは、単位時間に血漿中からある物質が完全に除去されたとみなせる血漿量です。健常成人で血糖値が腎閾値を超えない範囲では、糸球体で濾過されたグルコースは近位尿細管でほぼ全量再吸収され、尿中へ排泄されません。そのためグルコースクリアランスはほぼゼロで、選択肢中で最も小さくなります。
クレアチニンは濾過され、ほとんど再吸収されないため、クリアランスは糸球体濾過量の目安になります。尿素と尿酸は濾過後に再吸収や分泌を受けますが、健常時にも一定量が尿中へ排泄されます。
選択肢の確認
- 1.尿酸:グルコースより大きい値です。尿酸は濾過後に再吸収と分泌を受け、最終的に一部が尿中へ排泄されます。
- 2.尿素:グルコースより大きい値です。尿素は濾過され、一部が再吸収されますが、尿中排泄があります。
- 3.グルコース:最も小さい値です。健常時には濾過されたグルコースがほぼ完全に再吸収されるため、クリアランスはほぼゼロです。
- 4.クレアチニン:大きい値です。クレアチニンは主に糸球体濾過で排泄されるため、クリアランスは糸球体濾過量に近い値となります。
覚えるポイント
- 完全再吸収される物質のクリアランスは0に近い。
- 健常時のグルコースクリアランスはほぼ0。
- クレアチニンクリアランスは糸球体濾過量の目安。