16PM103|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
次の文で示す奇経八脈病証はどれか。「腹がはり、腰は弛緩して、力が入らず、水の中に座っているような無力と寒気を覚える。」
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
奇経八脈の病証を、腹部・腰部の特徴的な訴えから見分ける問題です。
腰を帯のように巡る帯脈の機能と病証を押さえます。
解説
帯脈は腰腹部を横方向に帯のように巡り、縦に走る諸経脈を束ねるとされます。帯脈が失調すると、腹部の張り、腰部の弛緩・無力、下半身の冷えや重だるさなどが現れます。
「水の中に座っているような無力と寒気」という表現を含む腰腹部の症状は、古典的な帯脈病証に対応します。督脈・任脈・衝脈の走行や主な病証とは区別します。
選択肢の確認
- 1.督脈:誤り。督脈は背部正中を上行し、陽脈の海とされます。主に脊柱・背部や神志の病証と関係します。
- 2.任脈:誤り。任脈は前正中を上行し、陰脈の海とされ、生殖・泌尿・腹部症状に関係しますが、本問の特徴的病証は帯脈です。
- 3.衝脈:誤り。衝脈は十二経の海・血海とされ、月経や腹部の気逆などと関係します。
- 4.帯脈:正しい。腹部の張り、腰の弛緩・無力、下半身の冷えは帯脈病証の特徴です。
覚えるポイント
- 帯脈は腰を横に巡り、諸経脈を束ねる。
- 帯脈病証では腰腹部の弛緩・無力・冷えを考える。
- 督脈は後正中、任脈は前正中を走る。