16PM144第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)

灸頭鍼による熱傷予防対策で適切でない記述はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

灸頭鍼で艾球を燃焼させる際の熱傷・火災予防を問う問題です。
熱を遮る工夫と、燃焼物へ可燃性物質を近づけない原則を確認します。

解説

灸頭鍼では、刺入した鍼の鍼柄に艾球を付けて燃焼させるため、艾球の落下、輻射熱、鍼体を介した熱伝導、患者の体動による熱傷に注意します。着火時に炎を鍼体へ直接当てず、湿らせた綿花などで皮膚への輻射熱や落下物を防ぎ、施灸中は患者を安静に保って観察します。

アルコール綿花は極めて燃えやすく、燃焼中の艾球へ用いると引火して熱傷・火災を招きます。燃えている艾球は適切な器具で安全に除去し、不燃容器で消火します。

選択肢の確認

  • 1.着火時は炎が鍼体に当たらないように行う。:適切です。炎を鍼体へ直接当てると鍼体が過度に加熱されるため、炎の方向を管理して着火します。
  • 2.水で濡らした綿花で放射(輻射)熱を遮断する。:適切です。水で湿らせた綿花などは、輻射熱や燃焼物の落下から皮膚を守るために用いられます。
  • 3.施灸中は患者の体動を防ぐ。:適切です。患者が動くと艾球が落下したり鍼が傾いたりするため、安静を保ち継続して観察します。
  • 4.燃えている艾球の除去にアルコール綿花を用いる。:適切でない。アルコール綿花は可燃性で、燃えている艾球へ近づけると引火する危険があります。

覚えるポイント

  • 灸頭鍼では艾球落下・輻射熱・鍼体の加熱に注意する。
  • 施灸中は患者から離れず、体動を防ぐ。
  • アルコール綿花を火元に近づけない。
  • 燃焼物は器具で除去し、不燃容器で確実に消火する。
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