16PM85|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
脳梗塞において運動負荷が禁忌となるのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
脳梗塞患者に運動負荷を行う際の中止・禁忌基準を判断する問題です。
安静時の血圧が安全域を大きく超えていないかに注目します。
解説
運動療法では、開始前に血圧、脈拍、不整脈、意識状態、神経症状などを確認します。拡張期血圧120mmHgは著しい高血圧であり、運動によりさらに血圧が上昇すると脳・心血管系の危険が高まるため、運動負荷は行わず医学的評価を優先します。
安静時心拍数90/分、収縮期血圧150mmHgは、それだけで直ちに絶対禁忌とする値ではありません。上室性期外収縮も頻度、連発、症状、基礎心疾患の有無を評価する必要がありますが、設問の中で最も明確に禁忌となるのは拡張期血圧120mmHgです。
選択肢の確認
- 1.安静時心拍数90/分:誤り。安静時心拍数90/分はやや高めでも、それだけで運動負荷の絶対禁忌とは判断しません。全身状態と併せて評価します。
- 2.収縮期血圧150mmHg:誤り。収縮期血圧150mmHgは高値ですが、設問の中では運動を直ちに禁忌とするほどの値ではありません。
- 3.拡張期血圧120mmHg:正しい。拡張期血圧120mmHgは重度の高血圧であり、運動負荷を避けて医学的評価を行うべき状態です。
- 4.上室性期外収縮:誤り。上室性期外収縮は頻度や連発、症状、血行動態への影響を評価します。単独の記載だけでは本問の明確な禁忌にはなりません。
覚えるポイント
- 運動前には血圧・脈拍・不整脈・神経症状を確認する。
- 拡張期血圧120mmHgは運動負荷を避ける重度高血圧である。
- 不整脈は種類だけでなく頻度・症状・血行動態で判断する。