16PM95|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
腹痛、喜按、畏寒、四肢の冷えがみられる脾の病証はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
腹痛の性質、寒熱所見、四肢の状態から脾の虚実・陰陽を弁別する問題です。
喜按、畏寒、四肢冷という虚寒所見を順に結び付けます。
解説
喜按は、腹部を押さえると楽になることを示し、虚証に多い所見です。畏寒と四肢の冷えは陽気不足による寒証を示します。脾の運化機能が低下したうえに温煦作用も不足した状態であり、脾陽虚と判断します。
脾気虚でも倦怠感、食欲不振、軟便などはみられますが、明らかな冷えや畏寒は脾陽虚をより強く示します。脾胃湿熱は口渇、身熱、黄膩苔などの湿熱所見を伴う実証です。
選択肢の確認
- 1.脾陽虚:正しい。喜按という虚証所見に、畏寒・四肢冷という陽虚の寒証が加わっており、脾陽虚に合致します。
- 2.脾陰虚:誤り。脾陰虚では乾燥、口渇、虚熱などを考え、強い畏寒や四肢冷は典型ではありません。
- 3.脾気虚:誤り。脾気虚でも腹痛や疲労は起こりますが、冷えが明確な本症例は脾陽虚まで進んだ状態です。
- 4.脾胃湿熱:誤り。脾胃湿熱では腹部の不快感に加え、口渇、身熱、黄膩苔などの熱・湿の実証所見がみられます。
覚えるポイント
- 喜按は虚証を示す。
- 畏寒・四肢冷は陽虚の寒証。
- 脾気虚に強い寒証が加わると脾陽虚を考える。
- 湿熱証では黄膩苔などの熱・湿所見を伴う。