18AM77第18回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第18回午前(科目未分類)

「60歳の男性。軽度呼吸困難で来院。腹部膨隆と女性化乳房とがみられ、上部消化管内視鏡検査で食道・胃静脈瘤を認める。血液検査で血小板と白血球に減少が認められ、C型肝炎ウイルス陽性であった。」この疾患で血小板減少をきたす原因となる病変臓器はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

C型肝炎を背景とする肝硬変の症例から、門脈圧亢進による汎血球減少の機序を問う問題です。静脈瘤と腹部膨隆は門脈圧亢進を示します。

解説

門脈圧亢進により脾静脈圧が上昇すると脾腫を生じ、脾臓で血球が過剰に捕捉・破壊される脾機能亢進が起こります。そのため血小板と白血球が減少します。

選択肢の確認

1.肺
誤り。肺は呼吸困難の症状と関連し得ますが、門脈圧亢進による血小板減少の主病変臓器ではありません。

2.肝臓
誤り。肝硬変が基礎疾患ですが、血球減少を直接起こす捕捉・破壊の場は脾臓です。

3.脾臓
正しい。門脈圧亢進による脾腫・脾機能亢進が血小板と白血球の減少を起こします。

4.腎臓
誤り。腎障害でも貧血などを生じ得ますが、この症例の血小板減少の説明にはなりません。

覚えるポイント

  • 肝硬変から門脈圧亢進、脾腫、脾機能亢進、血球減少とつなげます。
  • 食道・胃静脈瘤は門脈圧亢進の重要所見です。
18AM7618AM78
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