18PM133|第18回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第18回午後(科目未分類)
「70歳の男性。3か月前から歩行によって右下腿後面に締めつけられるような痛みが出現する。休息すると、姿勢にかかわらず痛みが軽減する。SLRテスト陰性、知覚検査異常なし。」最も考えられる疾患はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
歩行で生じ休息で軽快する間欠性跛行を、血管性と神経性に鑑別する症例問題です。姿勢にかかわらず休息で軽快し、神経学的所見が乏しいため閉塞性動脈硬化症を考えます。
解説
70歳、下腿の締め付ける痛み、歩行による誘発、単なる立ち止まりで軽快という所見は血管性間欠性跛行に合います。腰部脊柱管狭窄症では前屈や座位で軽快しやすく、知覚異常などを伴うことがあります。
選択肢の確認
1.腰部脊柱管狭窄症
誤り。腰部脊柱管狭窄症の神経性跛行は前屈・座位で軽快しやすく、姿勢依存性があります。
2.腰椎椎間板ヘルニア
誤り。腰椎椎間板ヘルニアでは神経根症状やSLR陽性がみられやすく、本症例とは合いません。
3.閉塞性動脈硬化症
正しい。姿勢に関係なく休息で軽快する下腿痛は閉塞性動脈硬化症の血管性跛行を示します。
4.糖尿病性ニューロパチー
誤り。糖尿病性ニューロパチーでは左右対称性の感覚障害などが中心で、歩行距離に依存する痛みとは異なります。
覚えるポイント
- 血管性跛行は立ち止まるだけで軽快し、神経性跛行は前屈で軽快しやすいものです。
- 末梢動脈疾患では冷感、皮膚色、足背動脈、ABIなどを評価します。