18PM134|第18回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第18回午後(科目未分類)
「70歳の男性。3か月前から歩行によって右下腿後面に締めつけられるような痛みが出現する。休息すると、姿勢にかかわらず痛みが軽減する。SLRテスト陰性、知覚検査異常なし。」この患者の病態に対する施術目的で最も適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
閉塞性動脈硬化症による血管性間欠性跛行に対する施術目的を問う連問です。病態は下肢動脈の血流不足であるため、末梢循環の改善を目的とします。
解説
運動時に筋の酸素需要が増えても狭窄動脈から十分な血流を供給できず、下腿痛が起こります。急な血流低下、安静時痛、潰瘍、皮膚色変化などは重症虚血の可能性があり、鍼灸より先に医療機関での血管評価が必要です。
選択肢の確認
1.下肢の末梢循環改善
正しい。下肢虚血が病態なので、末梢循環改善が施術目的として最も適切です。
2.下肢の筋力増強
誤り。筋力不足が主因ではなく、筋力増強を第一目的とはしません。
3.腰部の神経根圧迫の改善
誤り。神経根圧迫による神経性跛行ではありません。
4.腰部の筋緊張改善
誤り。腰部筋緊張が主病態ではありません。
覚えるポイント
- 閉塞性動脈硬化症の本態は下肢動脈血流の不足です。
- 安静時痛や潰瘍、急な冷感・蒼白は緊急性のある虚血所見です。