18PM156|第18回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第18回午後(科目未分類)
患者の状態と灸法との組合せで適切でないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
患者の感覚・免疫・創傷治癒状態に応じて、灸法の安全性を判断する問題です。免疫抑制剤服用中に皮膚を損傷する透熱灸を行う組合せは適切ではありません。
解説
透熱灸は艾炷を皮膚上で燃焼させる有痕灸で、微小な熱傷を生じます。免疫抑制状態では感染や創傷治癒遅延の危険が高まるため避けます。糖尿病性ニューロパチーやステロイド使用でも感覚・皮膚状態を十分に評価し、臨床で一律に施灸を勧めないことが重要です。
選択肢の確認
1.糖尿病性ニューロパチー ──── 棒灸
適切な組合せです。棒灸は距離を調整できる温灸ですが、感覚低下があるため温度確認と熱傷予防を厳重に行います。
2.副腎皮質ステロイドの使用 ─── 知熱灸
適切な組合せです。知熱灸は熱さを感じた時点で除去する無痕灸ですが、ステロイドによる皮膚脆弱性には十分注意します。
3.免疫抑制剤の服用 ─────── 透熱灸
適切ではありません。免疫抑制剤服用中の透熱灸は皮膚損傷後の感染・治癒遅延リスクを高めます。
4.疣贅 ───────────── 焦灼灸
適切な組合せです。焦灼灸は疣贅組織を焼灼する目的で用いられてきましたが、現代臨床では診断と感染対策を優先します。
覚えるポイント
- 免疫抑制状態では有痕灸による感染・治癒遅延に注意します。
- 感覚低下や皮膚脆弱性がある患者では、灸法を一律に適用しません。