19AM16第19回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第19回午前(科目未分類)

下顎骨との間で顎関節を形成するのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

顎関節を構成する骨を問う問題です。下顎骨の相手はどの骨かを確認します。

解説

顎関節は、側頭骨の下顎窩および関節結節と、下顎骨の下顎頭との間に形成される関節です。したがって正答は4です。

顎関節の特徴は次のとおりです。第一に、関節腔の中に関節円板があり、関節腔を上下2つに分けています。これにより、下部では蝶番運動(回転)上部では滑走運動(前方への滑り)という2種類の動きが可能になります。第二に、左右の顎関節が同時に働く連合運動であり、片側だけを独立して動かすことはできません。第三に、開口時には下顎頭が関節結節の上を前方へ滑走し、過度の開口や外力により前方脱臼を起こすことがあります。

顎関節を動かすのは咀嚼筋で、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の4つがあり、いずれも**下顎神経(三叉神経第3枝)**の支配を受けます。**閉口(挙上)**は咬筋、側頭筋、内側翼突筋が行い、開口は外側翼突筋と舌骨上筋群(顎二腹筋など)が行います。前方への移動は外側翼突筋が担います。

他の選択肢を確認します。頬骨は顔面の外側の隆起をつくり、側頭骨の頬骨突起とともに頬骨弓を形成します。ここには咬筋が起始しますが、顎関節はつくりません。上顎骨は上顎と上歯槽を構成し、下顎骨とは歯を介して咬み合いますが関節はつくりません。蝶形骨は頭蓋底の中央にあり、翼状突起に翼突筋が起始しますが、顎関節の構成には関与しません。

選択肢の確認

1.頬骨
誤り。頬骨弓を形成し咬筋が起始しますが、顎関節はつくりません。

2.上顎骨
誤り。下顎骨と関節はつくりません。

3.蝶形骨
誤り。翼突筋の起始部ですが顎関節の構成には関与しません。

4.側頭骨
正しい。下顎窩と関節結節が下顎頭と顎関節を形成します。

覚えるポイント

  • 顎関節=側頭骨の下顎窩・関節結節と下顎骨の下顎頭関節円板があり関節腔を上下に分ける。
  • 動き=下部は蝶番運動、上部は滑走運動左右の連合運動
  • 咀嚼筋4つはすべて下顎神経支配。前方移動と開口は外側翼突筋
19AM1519AM17
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